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12/26 ケアンズ探鳥記2日目


2日目はアサートン高原のYungaburraという町のモーテルからスタート。
とりあえず朝は宿から近いカーテンフィグ国立公園へ!


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ハイガシラヤブヒタキ/Grey-headed Robin 
 
まずは昨日も見たこの鳥が登場。これもケアンズ近郊固有種です!


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キアシヒタキ/Pale-yellow Robin

昨日真っ暗で鳥が殆ど見つけられなかった林内は朝も状況は同じ。
なので道路沿いで鳥を探すことにしたら色々見つかる!
ロードサイドが探鳥向きなのはどこの国も同じですね。


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キバラモズヒタキ/Golden Whistler

ですが高木だらけなので鳥もまあ遠い。
これもとても美しい鳥なんですがこれではなんだか分かりませんね。


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メンガタカササギビタキ/Spectacled Monarch

実は前日もバリーン湖で見ていたのですがその時は雨で写真は撮れず。
この辺りはMonarchの仲間が多いのですが、その中でも最もポピュラーな種類のようです。
これは美しい!


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ノドジロキノボリ/White-throated Treecreeper

オセアニアにはキバシリが居ない代わりにこのキノボリの仲間が居るそうです。
キツツキが生息していない土地なので、垂直に幹を移動しているのは大体この鳥。


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ハシナガヤブムシクイ/Large-billed Scrubwren

小群でやってきて中層を移動して消えていく。
地味ですが結構好みの鳥でした。


と、ここで鳥見をしているといきなり道からとんでもない爆音が。
振り返るとなんと目の前で巨木が音を立てて崩れ落ちてきた!!


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倒れた後はこんな感じでとても通れない状況に。
幸いこの場所は逆方向からも出られたので問題なかったですが、一方通行の場所でこれが起きて戻れなくなったらと思うと結構怖いですね。。。


カーテンフィグでの鳥見は終えて次はマウント・ハイピパミー国立公園へ。
ここは一番スターバードの種類が多い場所で、期待が高まります!!


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ヤブツカツクリ/Australian Brush-turkey

到着してすぐの広場にはヤブツカツクリが。ここにはヒクイドリが出てくることもあるそうですが見られませんでした。

この広場の木の高いところに見慣れぬ鳥が止まっているのを発見し、見てみるとなんとアオアズマヤドリの雌!
しかし撮影する前に消えてしまい、今遠征での出会いもこれっきりになってしまいました。


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ハイイロオウギビタキ/Grey Fantail

林縁部の開けた場所から林内の暗い場所でも幅広く見られた。
東南アジアでもよく見かけるFantailの仲間とよく似てます。


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キムネハシビロヒタキ/Yellow-breasted Boatbill

広場付近で予習で聞き覚えのある声を拾い、探してみるとこの鳥が。
キビタキのような鮮やかな体色におかしな嘴でこれは見たい鳥の一つでした!!
近くに雌も居たのですが、森が深く撮影は難しかった。。。


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ハイガシラヤブヒタキ

トレイルに入ると林内は暗くてなかなか厳しい状況に。
ここでシダムシクイやメジロハシリチメドリ、オウゴンニワシドリ等の魅力的な固有種を探すのですがなかなか厳しい。。。


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この鳥は???
見つけてからしばらく識別できずに頭を悩ませていたのですが、よく考えればなんてことはなく、メンガタカササギビタキの幼鳥でした。
顔の模様や外側尾羽に成鳥と同じ特徴がありますね。


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この鳥が問題で、先ほどカーテンフィグで見たハシナガヤブムシクイとそっくり。
しかし、ハイピパミーのような標高の高い場所には、ケアンズ近郊固有種のメグロヤブムシクイ/Atherton Scurubwrenが生息しています。
この2種の識別が非常に難しいのですが、メグロヤブムシクイはあまり群れにならず、林床付近を主な行動圏にしているそう。
この個体は小群で森の中層を動いていたので、ハシナガヤブムシクイとなりそうです。


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ムナオビエリマキヒタキ/Pied Monarch

これも重要な鳥で、ケアンズ近郊固有種。
とても美しい!!
結構見易いものだと思っていましたが、意外とそうでもないようで遠征を通してみたのは2回のみ、撮影できたのもこの1回だけでした。


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カオグロカササギビタキ/Black-faced Monarch

3種目のMonarch。
ニューギニアからの渡り鳥で、繁殖期のこの時期はいたるところで見ることが出来るようで、数も多かったです。
これも美しい鳥でした。


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キスジミツスイ/Bridled Honeyeater

これもケアンズ近郊固有種。
ここではそれなりの数を見ることが出来ましたが、主に高標高地域の鳥なので居る場所は限られているよう。
序盤にしっかり見ることが出来てよかった。


この辺りでハイピパミーでの鳥見は終えて移動することに。
鳥の数は多くて楽しい場所でしたが、ターゲットはまだまだ残っているので今後また来ることになるでしょう。


次はガラッと環境を変えて乾燥した森の広がるワンデクラへ。

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トサカレンカク/Comb-crested Jacana

途中の池にはトサカレンカクが。
かなりいい雰囲気の池なのですが、居たのはトサカレンカクのみでした。


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キジバンケン/Pheasant Coucal

前日にも農耕地で走り去る姿を見ていましたが、今日はじっくり見ることが出来ました。
バンケンのように潜行性が強くて見るのが難しい鳥かと思いきやオオバンケンのように意外と開けたとこにも出てくる印象でした。


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ヒジリショウビン/Sacred Kingfisher

同所でヒジリショウビンも。他にもセアカオーストラリアムシクイなんかも同時に見られました。


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クロガオミツスイ/Noisy Miner

大型のミツスイ。
オーストラリアの他の地域ではごく普通にみられる鳥らしいですが、ケアンズでは居る場所は限られているようで、ここでしか見られませんでした。


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モリショウビン/Forest Kingfisher

とても美しいんですが、被りが酷い。。。


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アオイトトンボの仲間?さすがに分からない。。。


先へ進んでいくと、妙に鳥の密度が濃い場所に。
この辺りは花の咲く木が多いからか、1か所に常にたくさんの鳥が!


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コバシミツスイ/Fuscous Honeyeater

ここで一番多かったのはこの鳥。そこにいる最優先種でしたが、逆にこの場所以外で見ることは一切ないという不思議な鳥でした。


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シロハラコウライウグイス/Olive-backed Oriole

乾燥した環境を好むコウライウグイス。ケアンズは湿潤な場所が多いので見る機会は少なめでした。


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ノドジロキノボリ

この鳥はいろんな環境に適応しているようです。
ここではチャイロキノボリ/Brown Treecreeperが見たかったのですが、そちらは見つけることは出来ず。


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ヒガシキバラヒタキ/Eastern Yellow Robin

前日にハスティーズスワンプで見ていましたがその時は撮影は出来ず。
レモンイエローの美しい良い鳥です。


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コセイガイインコ/Scaly-Breasted Lorikeet

木の高いところにはインコも。ここで狙いたいヒメジャコウインコ/Little Lorikeetは見ることが出来ず。


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クロオビミツスイ/Banded Honeyeater

本来もっと内陸部に多い鳥のようで、あまり期待はしていなかった種。
白黒のコントラストがはっきりした美しい鳥でした。


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ハチマキミツスイ/White-naped Honeyeater

これもケアンズでは多くない鳥らしい。
ここではクロオビミツスイとともに花に執着していてよく見ることが出来ました。

この場所ではほかにもズグロハゲミツスイ、キホオコバシミツスイ、パプアオオサンショウクイ、オーストラリアオニサンショウクイ、ワライカワセミなど、様々な鳥を見ることが出来ました!


この辺りで昼になったので、昼食を兼ねて買い出しにアサートン市街へ。
昨日はどこも開いていなかったスーパーで食料や水、虫よけスプレーなどを購入しました。
オーストラリアは物価が高く、その辺の商店で買うと結構な値段になるのですが、スーパーで食材や水を買う分にはいくらかマシでした。


昼の買い出しの辺りから雨が降り出し、本降りに。
鳥の活性の落ちる昼間なこともあり、一度宿に戻り休憩することに。


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キバラタイヨウチョウ/Olive-backed Sunbird

宿の前の木にも鳥は来るため、雨が止むのを待ちながら近くに来るのを待つスタイル。


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ヤドリギハナドリ/Mistletoebird

といっても近くに来るのはこの2種くらい。
どちらも美しい鳥なので退屈はしませんが。。。


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オーストラリアアナツバメ/Australian Swiftlet

上空にはアナツバメが。
この仲間は違いが分からない。。。


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オーストラリアキンバト/Pacific Emerald-dove

小雨になったタイミングで宿の近くの空き地まで歩いてみると、なんとキンバトが!
美しいですが、頭が銀色な分日本のキンバトの方がより綺麗ですね。


待っても雨が止まないため、とりあえず雨の中イーチャム湖へ行ってみることに。
しかし到着すると土砂降りで、鳥見どころか車から降りるのも厳しいくらいに。


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結局イーチャム湖では何もせず、雨でも鳥が見られるハスティーズスワンプのハイドに。
このまま雨が続くとここにしか来れなくなるな。。。


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ミナミクロヒメウ/Little Black Cormorant

居る鳥は前日とほぼ変わりませんが、昨日は見かけなかったウが近くの木に。


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キミミミツスイ/Lewin's Honeyeater

ハイドの中にずっといても仕方ないので、雨が弱くなったタイミングを見計らって外へ。
この仲間は非常に似た種が3種いるのですが、これは普通のキミミでしょう。


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アカハラモズヒタキ/Rufous Whistler

前日も見た雌ですね。


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オナガバト/Brown Cuckoo-dove

これはこの日が初見でした。
この仲間も東南アジアでも各地域で1種ずつくらい見ますが、見た目はどれもよく似ていますね。



この辺りでこの日の鳥見は終了。夜になっても雨は収まらないため夜探は出来ませんでした。

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この日の夕飯は日本から持ち込んだ米とスーパーで買ったローストチキン丸々1羽。
1羽が約1000円程度で売られていたので衝動買いしましたがこれはなかなか美味しかったです笑


~記録~
オオリュウキュウガモ
マミジロカルガモ
ハイイロコガモ
ヤブツカツクリ
ホロホロチョウ
ノドグロカイツブリ
オーストラリアヘラサギ
ダイサギ
チュウサギ
シロハラコビトウ
ミナミクロヒメウ
オーストラリアヘビウ
オーストラリアカタグロトビ
ナンヨウクイナ
オーストラリアセイケイ
ネッタイバン
オオバン
オーストラリアイシチドリ
オーストラリアセイタカシギ
ズグロトサカゲリ
カタアカチドリ
トサカレンカク
オナガバト
オーストラリアキンバト

レンジャクバト
オーストラリアチョウショウバト
ベニカノコバト
(ワープーアオバト)
キジバンケン
(オーストラリアオニカッコウ)
オオオニカッコウ
オーストラリアアナツバメ
ブッポウソウ
ワライカワセミ
モリショウビン
ヒジリショウビン
キバタン
ゴシキセイガイインコ
コセイガイインコ
イチジクインコ
(マダラネコドリ)
アオアズマヤドリ
ノドジロキノボリ

セアカオーストラリアムシクイ
コゲチャミツスイ
クレナイミツスイ
クロオビミツスイ
シラフミツスイ
ズグロハゲミツスイ
ハチマキミツスイ
キスジミツスイ

キホオコバシミツスイ
クロガオミツスイ
コバシミツスイ
キミミミツスイ
ハシナガヤブムシクイ

チャイロセンニョムシクイ
ムナグロシラヒゲドリ
キムネハシビロビタキ

モリツバメ
カササギフエガラス
オーストラリアオニサンショウクイ
パプアオオサンショウクイ
キバラモズヒタキ
アカハラモズヒタキ
メガネコウライウグイス
シロハラコウライウグイス
ヨコフリオウギビタキ
ハイイロオウギビタキ
メンガタカササギビタキ
カオグロカササギビタキ
ムナオビエリマキヒタキ

ツチスドリ
ハイガシラヤブヒタキ
キアシヒタキ
ヒガシキバラヒタキ
オーストラリアツバメ
ハイムネメジロ
オナガテリカラスモドキ
インドハッカ
ヤドリギハナドリ
キバラタイヨウチョウ
イエスズメ
フヨウチョウ
シマコキン
オーストラリアマミジロタヒバリ

86種 ライファー26種

半日雨でほぼ動けていないのにもかかわらずこの種数は凄いですね。
ケアンズの鳥の密度の濃さがよく分かります。
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12/25 ケアンズ探鳥記1日目

今回から、22/12/25~23/1/4にかけて行ったオーストラリアのケアンズ遠征について書いていきます。

事の発端は9月頃。友人たちと鳥見中に年末年始の遠征先の話題になり、そろそろ海外にも行けるようになるよねーという話からその日のうちに行き先が決まり、本格的に計画を立てることに。

今回ケアンズを選んだ理由は

①セルフ(ガイドなし)で海外探鳥がしたい=治安が良く、安全な国
②レンタカーを借りて運転ができる国(右ハンドルで、交通ルール等が日本と大きな差がない)
③見たい鳥の難易度がそこまで高くない場所(自分たちだけでもある程度鳥を探せる)
④今後容易に再訪できる場所(ガイドなしで探鳥する為、今回見られなかった種が出た場合もリベンジが気軽にできる)
⑤航空券がそこまで高くない場所

という5つの条件に当てはまる場所の中から行きたい場所を選んだ結果でした。
⑤の時点で北米や欧州などは却下。燃料代の高騰もあり航空券がかなり高い。。。
となると選択肢はアジアかオセアニアに。その中で鳥見に行きたい国はフィリピン、マレーシア、タイ、ベトナム、インドネシア、オーストラリア辺り。

ベトナムはセルフでも行けそうですが、ここは見たい鳥の種類的にガイドが居たほうがよさそうなので却下。
インドネシアも同上でガイドが居たほうがよさそう&場所によっては治安も不安。
フィリピンは安いし魅力的な鳥は沢山居るけど治安的にもガイド無しで行くなんて論外なので却下。
ということで、候補の中で治安が良くセルフ探鳥が出来そうな国といえばマレーシア、タイ、オーストラリア辺りか。。。

この3か国は迷いましたが、自分がオーストラリアだけ未踏の地な事、同行者がオーストラリアが好きで久しぶりに行きたいということでオーストラリアに決定。
そのまま場所も探鳥地の情報が多く、日本からのアクセスもしやすいケアンズに決定!!


期間が決まり、行くにあたって必要な事をリストアップしていくと、意外と多いことに気付く。。。

・国際免許の取得
・新型コロナウイルスワクチン3回目の摂取
・マイナンバーカードの取得(ワクチン接種証明書が電子発行できる)
・観光ビザの取得

これに加え必要な人はパスポートも取り直す必要があり、3か月の準備期間でも結構ギリギリでした。。。

そんなこんなで前置きが長くなりましたが、無事に当日を迎え、3年ぶりの海外遠征がスタート!!


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12/24
23年3月現在、ケアンズへの直行便はジェットスターのみ。頻繁に欠航する事は知っていたのでちゃんと飛ぶかの恐怖はありましたが、無事に当日を迎え成田空港へ。今回の遠征は4人ですが、予定が合わず途中参加のメンバーもいるため2人でスタートです。
出国手続きを済ませ、ほぼ定刻通りに飛行機へ!


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ケアンズ行きのジェットスターは20時成田発のケアンズに翌朝4:30着。
寝なければ翌日に支障が出そうですが、LCCの狭い座席ではなかなか寝られず、鳥の勉強をして過ごしていました。
姿の識別は基本問題なさそうですが、声が全然覚えられない。
ガイドが居ない以上、そこにいる鳥は全て自力で見つける必要があるので、声の予習もとても重要だったんですが、中々時間が取れず不安が残るスタートに。。。


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眠くなるまで機内で音源を聞き、数時間だけ眠れたところでケアンズ空港に到着!

入国審査は意外とすんなり通り、6時過ぎには解放されました。
レンタカーは8時から借りているので、それまでは空港の敷地内で早速鳥見開始!!


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パプアソデグロバト/Torresian Imperial-Dove

外に出る前から目を引いていたのはこの鳥。
真っ白な体色に黒い風切が美しく、ぜひ見たいと思っていた種。
しかしいざ来てみると町中はこの鳥だらけ。ハトにしてはサイズも大きいこともあり、かなり目立つ鳥でした。


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ヨコフリオウギビタキ/Willie Wagtail

個人的にオーストラリアの市街地を代表する鳥のひとつだと思っている鳥。
和名の通り尾羽を横に振る行動が特徴的。イワミセキレイのようで少し違う、不思議な動きでした。


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シマコキン/Chestnut-breasted Mannikin

居るところにはスズメ並みに居る普通種ですが超綺麗。
あんまりいい写真がない。。。


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ズグロトサカゲリ/Masked Lapwing

英名の通りの黄色い肉垂が特徴的。
昔ダーウィンが来たでこの鳥の特集があったのが印象深い鳥でした。
翼角に黄色い爪があるのですが、降りてると意外と見えないですね。


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モリツバメ/White-breasted Woodswallow

今まで各国で見てるおなじみの鳥ですが、日本的大珍鳥。
幼鳥は初めて見ました。


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パプアソデグロバト

もうその辺の適当な木で営巣してます。


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テリオウチュウ/Spangled Drongo

鳥とは思えないけたたましい声で鳴いていました。日本のオウチュウに比べると全体的にゴツい印象ですね。


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ツチスドリ/Magpielark

雌雄で顔の模様が違っており、これは雄。
この見た目で分類的にはサンコウチョウと同じカササギヒタキ科。何もかもが違いすぎて意味が分かりません。


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メガネコウライウグイス/Australian Figbird

事前情報でたくさんいるとは聞いていましたが、空港から森の中までどこでも見られた。
ド派手な色合いですが、この羽衣は意外と少なかった印象でした。


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これもメガネコウライウグイス。先ほどの個体は雄で雌や幼鳥はこんな感じの地味な色合いに。
識別が難しそうにも見えますが、このサイズでこの色の鳥はほかにほぼ居ないので意外とそんなことはないです。


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ケープヨークハゲミツスイ/Hornbill Friarbird

名前にHornbillと付くこともあり結構見たかった鳥。
小鳥にしては大きく嘴もゴツいので目立つし数も少なくなかったのですが、なぜか旅を通して写真がこの1枚しかない残念な結果に。
和名の通り分布もヨーク半島周辺だけに限られているので勿体ないことしたな。。。


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サメイロミツスイ/Brown Honeyeater

今後何種類ものミツスイが出てきますがこれがケアンズの標準的なミツスイといったイメージ。
この段階ではまだそこまでこの仲間の魅力に気付いていなかったんですが、めちゃくちゃ良い鳥でした。


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オーストラリアチョウショウバト/Peaceful Dove

東南アジアでよく見るチョウショウバトにそっくりですが別種。全長22㎝と相変わらず小柄でとても可愛いのですが、識別点は正直よく分からない。。。


と、すでにたくさんの鳥が出ているのですが、ここはまだ空港。1時間半程度の鳥見が終わり、レンタカー屋へ向かいます。
このレンタカーを借りるという行為が英語が得意でない2人には結構大変だったのですが、その話は割愛します。

無事にレンタカーを借りた後は、いよいよ本格的な鳥見開始!空港からほど近いケアンズ植物園へ。
車で10分ほどの距離だったのですが、初海外運転ということでかなり緊張した。。。


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オーストラリアイシチドリ/Bush Stone-curlew

植物園に着くと、さっそくこの鳥がお出迎え。
割とどこにでも居る鳥ということは後から分かりますが、この鳥は本当に見たかった!
この風貌でぼーっと立っている姿はとても魅力的でした。体長56cmと実はかなり大きいです。


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ゴシキセイガイインコ/Rainbow Lorikeet

これもオーストラリアならではのド派手インコ。
実は空港にもいたのですが、意外と撮る機会がない植物園ではそこら中を飛び交っていました。


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ヤブツカツクリ/Australian Brush-turkey

でかい。こんな鳥がここではそこら中を走り回っています。もう1種のオーストラリアツカツクリと一緒に滞在中たくさん見る鳥になりました。


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クロモズガラス/Black Butcherbird

全身真っ黒でカラスに見えますが、全然違うグループ。
結構分布域が限られている種類なので、ケアンズで見ておきたかった鳥でした。


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シロガシラツクシガモ/Radjah Shelduck

植物園内の水たまりで採餌するシロガシラツクシガモを発見!
この鳥、ここではそれなりに見られるんですが、ほかの場所ではほぼ見られず、全行程を通してここともう1か所でしか見られませんでした。
海外探鳥の怖いところは油断してるとこういう種を見逃すことですね。沢山いるからとほかの鳥を優先していたらその後一切見られなかったなんてことも割とあります。


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ケープヨークオーストラリアムシクイ/Lovely Fairy-wren

マングローブ沿いを歩いていた時になんか聞き覚えのある声が聞こえ立ち止まるとこの鳥の群れを発見。
憧れのオーストラリアムシクイ!!ですがいくら頑張っても全く写真が撮れず。。。
しかし初日の午前中にいきなり目玉の鳥が見られテンションは高まります!


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ヤドリギハナドリ/Mistletoebird

東南アジアでは沢山見かけるハナドリの仲間ですが、オーストラリアにはこの1種のみ。
雄は鮮やかで美しい鳥でした。

このあたりでちらついていた雨が強くなり鳥見どころではなくなってきたので車に退散。
ここではほかにもキバタンやキバラタイヨウチョウ、キミドリコウライウグイス等も見ることが出来ました。

しばらく様子を見るも雨は止む気配がないため、当初の予定を変更してGoogleMapで見つけた適当な農耕地を車で流してみることに。

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オーストラリアセイケイ/Australian Swamphen

雨のせいもあってかオーストラリアセイケイは見易く、何度か見ることが出来ました。
セイケイは種類が多く、今までタイやフィリピンで見てますが全部別種という。。。


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オーストラリアマミジロタヒバリ/Australian Pipit

オーストラリア唯一のタヒバリ類。この仲間はやはりどれもそっくり。
写真からもわかると思いますが雨が酷い。他にもセアカオーストラリアムシクイやアサヒスズメの綺麗な雄も見られたのですがこちらは撮影できず。。。


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マミジロカルガモ/Pacific Black Duck

カルガモよりコントラストが強く、シックでカッコいい。
立ち位置的にも日本のカルガモとほぼ同じ位置に居て、一番ポピュラーなカモでした。


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カザリリュウキュウガモ/Plumed Whistling-duck

これは見たかった!変な脇の飾り羽が特徴的で面白い。
たまたま近距離で見られましたが、こんなチャンスはこの時だけだったので運が良かったようです。

この辺りで雨も落ち着いてきたので、本来行く予定だったバロン川の河口へ。


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レンジャクバト/Crested Pigeon

その途中でレンジャクバトを発見!長い冠羽に金属光沢のある雨覆が特徴的でずっと見てみたかった鳥。
数は多いようですがこれは嬉しかった!


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ベニカノコバト/Bar-Shouldered Dove

これも初めてのハト。オーストラリアで驚くのはハト類の種類がかなり多いこと。
街中でも何種ものハトが見られるのはなかなか面白いです。


そんなものを見つつ目的地に到着。

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オオアジサシ/Greater Crested Tern

河口に着くとまずはオオアジサシが登場。日本でももう何年も見てなかったのでかなり久しぶりの出会いでした。


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ギンカモメ/Silver Gull

続いてギンカモメも!何故か石垣島で記録されたのが記憶に新しいですね。


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ミサゴ/Eastern Osprey

かつては日本のミサゴと別種扱いでしたが、最近ではシノニムとして扱われることが多いようです。
まあ見た目一緒だしな。。。

ここでの目的はハシブトオオイシチドリだったのですが見つけられず。
仕方ないので川沿いの林で少しだけ鳥見。


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パプアオオサンショウクイ/White-Bellied Cuckooshrike

よく似た種が多いCuckooshrikeの中では少し変わった見た目の鳥。
なんとなく顔つきがヒメツバメチドリに似ていて可愛く感じるのは自分だけでしょうか?


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ハチクイ/Rainbow Bee-eater

日本で謎の記録があるこの鳥もここでは沢山います。


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オーストラリアミヤコドリ/Pied Oystercatcher

ハシブトオオイシチドリが諦めきれずに近くの河口をもう1か所探したらこの鳥を発見。
日本のミヤコドリと明確に違う初列風切が見たかったのですが、今回はそこまで見られませんでした。


この後は今日の宿があるアサートン高原の方面に移動することに。
その前に朝から何も食べていなかったので腹ごしらえをしたかったのですが、今日は12月25日。
オーストラリアのクリスマスはどの店も閉まっていて基本的に家で過ごす日、とは聞いていたのですが、大手スーパーも含め本当にどこも開いていない!!

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そんな我々を救ってくれたのがマクドナルドでした。本当にここ以外に1軒も開いてる店を見なかった。。。


腹ごしらえを済ませたらアサートン高原のバリーン湖へ。


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キリハシミツスイ/Eastern Spinebill

駐車場脇の植え込みで素敵ミツスイがお出迎え。
とても美しいいい鳥でした!

しかし着いたとたん雨は本降りに。とても鳥が見られる状況じゃない。。。


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カワウ/Great Cormrant

日本と同じカワウですがケアンズではここ以外ではあまり見られないらしい。
カワウとカンムリカイツブリという日本でお馴染みの鳥を見てここは退散。急遽雨でも鳥が見られそうなハスティーズスワンプ国立公園に行ってみることに。


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オーストラリアヘラサギ/Royal Spoonbill
ハイイロコガモ/Grey Teal

ここは湿地の前にハイドが建てられており、雨でも濡れずに観察が可能!
鳥の距離は遠いですが見た事ない水鳥が何種も見られるのでとても楽しい!!


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オーストラリアセイタカシギ/Pied Stilt

日本的珍鳥のオーストラリアセイタカシギ。怪しい個体の写真は国内でも時々出ますが、本物はやはり全然違いました。


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カタアカチドリ/Black-fronted Dotterel

これはどうしても見たかった鳥!配色がめちゃめちゃカッコイイ鳥なのですが距離が遠すぎた。。。


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ネッタイバン/Dusky Moorhen

唯一近くに来た水鳥。これも地味ですが確かに日本のバンとは違い、結構見たかった鳥でした。


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オーストラリアヘビウ/Australian Darter

ハイドの近くに倒木があり、そこがウ類のお気に入りのスポットになっているよう。
ヘビウはアジアヘビウに続き2種目ですが、やはりカッコイイ鳥ですね!


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フヨウチョウ/Red-browed Finch

ハイドからは水辺だけでなく周りの林も少し見えるので小鳥類も。こんなカラフルな小鳥が普通に居るオーストラリアは凄まじいです。


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キホオコバシミツスイ/Yellow-faced Honeyeater

個人的にかなりお気に入りのミツスイ。派手ではないですが黄色のアクセントが美しい良い鳥でした。


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クレナイミツスイ/Scarlet Honeyeater

こちらは逆に超ド派手なミツスイ。条件こそよくないものめちゃめちゃ鮮やかな赤でした。


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アカハラモズヒタキ/Rufous Whistler

雌なので識別に少し迷いましたがまあ間違いはないでしょう。この後も何度か見る機会はあったのですが、結局雄が見られませんでした。
まあオーストラリアに広く分布している鳥なので今後どこかで見られるでしょう。


この辺で少し雨が弱くなってきたのでハイドから出て周辺を歩いてみることに。


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シラフミツスイ/Macleay's Honeyeater

ケアンズ周辺固有の超素敵ミツスイ!これは絶対に外せない鳥でした。


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セアカオーストラリアムシクイ/Red-backed Fairy-wren

午前中は写真が撮れず悔しい思いをしたこの鳥にもう一度遭遇!
基本的に小群で行動する鳥なので近くに雄も居るはずと思い探したのですが見つからず。。。


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チャイロセンニョムシクイ/Brown Gerygone

全長10㎝と超小さい。地味に見えますが尾羽がなかなかお洒落でいい鳥なんです。


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チャイロモズツグミ/Rufous Shrike-thrush

ツグミのようですがツグミではない。。。
少し似た種で地域固有種が居るので、この鳥は固有種じゃない方、というちょっと可哀そうな呼ばれ方をされることに。
囀りもきれいだしいい鳥なんですけどねー


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セアカオーストラリアムシクイ

先ほど雌が居た場所をもう一度通ると今度は雄を発見!やっぱり居た!!
カラーリングも体形も大きさもめちゃくちゃ魅力的な鳥でした。オーストラリアムシクイやばいな。。。


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ヒジリショウビン/Sacred Kingfisher

今遠征初のカワセミ類はこの鳥でした。
綺麗な鳥なんですがいかんせん条件が悪かった。。。


ここでは結構色々見られたし、まだ日没まで少し時間もあり、雨もやんでいたので移動してもう1か所行ってみることに。


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モリショウビン/Forest Kingfisher

移動中に2種目のカワセミ類に遭遇。これも美しい鳥なんですが条件が悪すぎる!
ヒジリショウビンよりより鮮やかな美しい青色なんですけどね。。。


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カササギガン/Magpie Goose

更に移動中、カササギガンの塒を発見。道路際だったのであまりじっくり見られませんでしたが、この鳥って気の上で寝るんですね。


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ということで最後の目的地のカーテンフィグ国立公園に到着。
しかしあまりに林内が暗くとても鳥を見られる状況ではなく、有名なイチジクの巨木を見て終わりました。
鳥は辛うじてハイガシラヤブヒタキとヤブツカツクリを見たくらい。


この辺で昼の部は終了。夕飯を食べてから夜の部へ!
夕飯はもちろんマクドナルド。ここしか開いてません。

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オーストラリアメンフクロウ/Eastern Barn Owl

夜の農耕地はメンフクロウだらけ!探しているとかなりの密度で見ることが出来ました。


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バンティクートの仲間

識別ができなかった。。。
こんな見た目でも立派な有袋類。同種と思われるものを何固体か見かけました。


ということで初日が終了。
初めてのオセアニア地域で見るものほとんどが初めてという状況がめちゃめちゃ楽しかった!!
まだメインターゲットの鳥はほとんど挑戦していないので、明日以降の期待が高まります。
それと同時に天気の不安が。雨季なのである程度の覚悟はしてましたがそれにしても土砂降りだと何もできなくなる。。。



~記録~
カササギガン
カザリリュウキュウガモ

オオリュウキュウガモ
シロガシラツクシガモ
マミジロカルガモ
ハイイロコガモ
ヤブツカツクリ
オーストラリアツカツクリ
ノドグロカイツブリ

カンムリカイツブリ
オーストラリアクロトキ
オーストラリアヘラサギ

アマサギ
ダイサギ
チュウサギ
カオジロサギ
シロハラコビトウ

カワウ
オーストラリアヘビウ
ミサゴ
トビ
ナンヨウクイナ
オーストラリアセイケイ
ネッタイバン

オオバン
オーストラリアイシチドリ
オーストラリアミヤコドリ
オーストラリアセイタカシギ
ズグロトサカゲリ
カタアカチドリ
トサカレンカク

ホウロクシギ
オオアジサシ
コアジサシ
ギンカモメ
シロガシラカラスバト

カノコバト
レンジャクバト
オーストラリアチョウショウバト
ベニカノコバト

(ワープーアオバト)
パプアソデグロバト
キジバンケン

(オーストラリアオニカッコウ)
オーストラリアメンフクロウ
オーストラリアアナツバメ

ブッポウソウ
ワライカワセミ
モリショウビン
ヒジリショウビン
ハチクイ
オーストラリアチョウゲンボウ
キバタン
ゴシキセイガイインコ
イチジクインコ

(マダラネコドリ)
ケープヨークオーストラリアムシクイ
セアカオーストラリアムシクイ
コゲチャミツスイ
クレナイミツスイ
キリハシミツスイ
サメイロミツスイ
シラフミツスイ
ケープヨークハゲミツスイ
アオツラミツスイ
キホオコバシミツスイ
チャイロセンニョムシクイ

モリツバメ
クロモズガラス
カササギフエガラス
パプアオオサンショウクイ
アカハラモズヒタキ
チャイロモズツグミ
メガネコウライウグイス
キミドリコウライウグイス
テリオウチュウ
ヨコフリオウギビタキ
メンガタカササギビタキ
ツチスドリ
ハイガシラヤブヒタキ
キアシヒタキ
ヒガシキバラヒタキ
オーストラリアツバメ
ズアカガケツバメ
タイワンセッカ
オナガテリカラスモドキ

インドハッカ
ヤドリギハナドリ
キバラタイヨウチョウ
イエスズメ
フヨウチョウ
アサヒスズメ
シマコキン
オーストラリアマミジロタヒバリ


94種    ライファー73種

なんとライファーは73種!初オーストラリアということもあり見るものほとんどが初見でした。
そして雨で好きに動けなかった時間も多いのに94種も出てるのにも驚き。
鳥の種数も数も日本より多いですね。おまけに距離も近い。
明日からは本命の鳥達を狙っていくので期待が高まります!
それと同時に雨の不安も。雨季なのは承知の上でしたが、それにしても降ってる間は何もできないのがキツイ。。。

12/30 ルソン島遠征2日目

この日は早朝にホテルを出発し2時間程車に揺られて前半戦のメインSubic bayへ。今日から2日半ここで探鳥します!

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途中に立ち寄った店でフィリピンスタイルの朝食を。コーヒーが美味しかった記憶・・・


到着したら早速鳥見開始!

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コオオハナインコモドキ/Blue-naped Parrot フィリピン固有種

最初に見たのはこの鳥。パラワンやボルネオでも見ましたね。こちらでは数が多くインコの中では最も良く見る鳥でした。
ここでミドリウチワインコも居たのですが自分は見ることが出来ず・・・


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ルソンカオグロサイチョウ/Luzon Hornbill ルソン固有種

いきなりこの場所の目当てのひとつのLuzon Hornbillが登場!顔が白いので雄ですね。
ルソン島に2種類居るサイチョウの中でもこの種は比較的数が多そうな印象でした。


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近くには雌も!雌は全身真っ黒で地味な印象。


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コウライウグイス/Black-naped Oriole

この場所には実のなる木があり、サイチョウ以外にも多くの鳥が集まる場所だとの事でしばらく待ってみる事に。


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ミカドバト/Green Imperial Pigeon

ボルネオやパラワンでも見た鳥ですが今までで一番近くで見られました。数は多い鳥ですが大きくて見応えのある美しい鳥です。


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メガネムクドリ/Coleto フィリピン固有種

これはかなり見たかった鳥!この後にも出てきますがフィリピンはこんな感じの奇抜な見た目の鳥が多いんですよね。
ムクドリの仲間にももう一種、奇抜な固有種が居るのでいつかミンダナオ島に見に行きたいですね・・・


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再びLuzon Hornbill。小型で他のサイチョウ類に比べると地味で目立ちにくい印象がありますがめちゃめちゃ上品で美しい鳥なんですよね。この鳥もかなり見たかったんですが思ってた以上に沢山居てたっぷり見る事ができました。


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バンジロウインコ/Guaiabero フィリピン固有種

2種目の固有インコ登場!緑に溶け込みすぎていて場所を教えて貰ってもしばらく見つけられなかった・・・


ここで一旦実のなる木からは移動する事に。初っ端に逃したミドリウチワインコを狙っていたのですが現れませんでした・・・


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フィリピンカンムリワシ/Philippine Serpent Eagle フィリピン固有種

これも見たかった!フィリピンのカンムリワシはめちゃカッコいいんですよね。赤味が強く首から胸にかけての白斑が大きいのが大きな特徴でしょうか。
フィリピン全土に居るんですがパラワンのは違うんですよね・・・


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フィリピンヒメハヤブサ/Philippine Falconet フィリピン固有種

怒濤の固有種が続きますがこれまた絶対見たかった鳥!Falconetの仲間は世界に5種居ますがこの種が一番綺麗で可愛いんですよね。

この手の鳥は基本的に短期間の遠征で出会えるかは運要素が強かったりするので見られた感動はひとしおでした。
これでFalconetは3種目。残る2種を見るならタイ北部とベトナム北部でしょうか・・・ ボルネオのももう一度見たいし・・・


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カンムリバンケンモドキ/Rough-crested Malkoha ルソン固有種

ルソン島のキーバードの1つ。これまた奇抜な姿。しかしやはりMalkohaは手強い・・・ そこそこ大きい鳥なのに暗い中をちょこまか動き回るので大苦戦でした。

同じ場所でウロコバンケンモドキ/Scale-feathered Malkohaやアカチャバンケン/Rufous Coucalも見られたのですがこの2種はチラ見するのが精一杯という手強さ。どちらも見たかった鳥だけにこれは悔しい・・・


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フィリピンコゲラ/Philippine Pygmy Woodpecker フィリピン固有種

ボルネオで見たマレーコゲラとそっくりですがこちらも固有種。


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キタタキ/White-bellied Woodpecker

雌ですね。パラワンでも見ましたがその時より条件は良かったです。大型キツツキは何度見てもテンション上がります!


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ルソンコガネゲラ/Luzon Flameback ルソン固有種

なんと同じ場所でキツツキが3種も同時に登場!これも雌ですね。
Flamebackの仲間は今までタイやパラワンで3種見ていましたがいずれも背は黄色。英名の通りの真っ赤な背中でめちゃめちゃカッコ良かったです!


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シロガシラトビ/Brahminy Kite

今まで色々なところで見かけていましたが実はまともに観察できたのは初めて。今まで車窓からだったり遠くを飛んでるだけだったんですよね・・・
こちらではド普通種な鳥ですがめちゃめちゃ綺麗でした。日本的ド珍鳥な事もあってなかなか嬉しい出会いでした。


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ヤハズカンムリオウチュウ/Balicassiao フィリピン固有種

ルソン島で唯一のオウチュウ類。金属光沢が綺麗なんですがあまりいい条件では見られませんでした。


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アオショウビン/White-throated Kingfisher

フィリピンのアオショウビンは種分化してチャムネショウビン/Brown-breasted Kingfisherという固有種になってるんですがIOCではまだアオショウビンのままなのでここではそちらを使っておきます。
喉の白い部分の面積が狭いのが特徴で、確かにそうなのですがあの部分って割と個体差もあるような気が・・・


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三度Luzon Hornbill。
この個体はうっすら顔が白っぽくなってるのですが雄の若なのか?良くわかりませんがいい条件でした。


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めちゃめちゃ良いシーン!!朝見た実のなる木に再びやって来るとサイチョウだらけの素敵空間になっていました笑


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カッコウサンショウクイ/Bar-bellied Cuckooshrike

パラワンでは高い木の上でしたが今回はすぐ近くに。この場所ではこの鳥の他に後2種固有のCuckooshrikeが居るのですがそちらは見られずでした・・・


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ミドリウチワインコ/Green Racket-tail ルソン固有種

ようやくここの目的のウチワインコが登場!しかし気付いてすぐに飛んでいってしまったためちょっと不完全燃焼な感じに・・・
かろうじて特徴の尾羽の先端が写ってます。パラワンに引き続きRacket-tailには縁が無いのだろうか・・・


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フィリピンオナガバト/Philippine Cuckoo-Dove フィリピン固有種

与那国島で謎の記録がある本種。パラワンでは外していたのでここでようやく見る事ができました!
今回のルソン島でも7日間でこの1度しか見られなかったので結構少ないんですかね?
そもそもハトは難しい種類が多い印象はありますが・・・


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この日のラストはオオコウモリの塒へ!ここSubic bayには数千規模のフィリピンオオコウモリの集団塒があり、目玉スポットの一つとなっています。
今回の旅の目的はあくまで鳥ですが、前日にガイドに動画を見せられ是非見たいとリクエスト。行ってみると一体の木の至る所に大量のコウモリがぶら下がっているとんでもない光景が!


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こんな感じで明るい時間から頭上をたくさんのコウモリが。2種のオオコウモリが混ざっているそうなのですが種類がよく分からず。こちらの2枚は別種なはず・・・


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しばらく見ているとこんな感じで一斉に飛び始め凄い光景に。一匹一匹がハシブトガラスより大きいので声も相まって大迫力でした。


日中の部はここで終了。一旦ホテルに戻り夕飯を食べたら夜の部へ!

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フィリピンアオバズク/Luzon Hawk-Owl ルソン固有種

夜の成果はこの鳥!もう1種ルソンコノハズク/Luzon Scops-owlも狙ってたのですがこちらは声のみで見られず。

先に明かしてしまうと今回は夜が本当に乏しくこれがほぼ唯一の成果でした・・・


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ホテルはこんな感じ。1人なのにベッドが3つあった・・・


〜記録〜
ミサゴ、シロガシラトビ、フィリピンカンムリワシフィリピンヒメハヤブサ、(テリアオバト)、ミカドバト、フィリピンオナガバトバンジロウインコ、コオオハナインコモドキ、ミドリウチワインコ、(ウロコバンケンモドキ)、カンムリバンケンモドキ、(ミドリバンケン)、アカチャバンケン、(ルソンコノハズク)、フィリピンアオバズク、シロハラアナツバメ、コシラヒゲカンムリアマツバメ、ブッポウソウ、アオショウビン、ナンヨウショウビン、ルソンカオグロサイチョウフィリピンコゲラ、キタタキ、ルソンコガネゲラ、ツバメ、カッコウサンショウクイ、サンショウクイ、メグロヒヨドリ、チャムネヒヨドリ、ヤハズカンムリオウチュウ、コウライウグイス、ハシブトガラス、コムシクイ、エゾビタキ、キセキレイ、モリツバメ、アカモズ、メガネムクドリ、キバラタイヨウチョウ、スズメ 41種

ライファーは14種!怒濤の固有種ラッシュでめちゃめちゃ楽しい1日となりました!


前日感じたルソン島鳥少ないのではという不安が完全に払拭された日になりました・・・

12/29 ルソン島遠征1日目

本日からは2019年12月〜2020年1月にかけて行ってきたフィリピン、ルソン島遠征について書いていきます。

年末年始に9連休を貰えたので企画したのはルソン島。実は10月のマレーシアの際にも行き先としてルソン島は考えていたのですがガイドの都合が付かず断念。それならということでガイドに年末年始を抑えてもらい現地7日間のルソン島遠征が決定!

色々あって結局今回も1人になってしまい不安も大きかったのですが、無事に行って帰って来られました!



12/28は夕方に成田空港発のジェットスターに乗り日付が変わった後にルソン島のニノイ・アキノ空港に到着。

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雑多なエントランスでガイドと合流。雑多な割に入国審査はすんなり通りました。この日はそのまま市内のホテルに送ってもらいそのまま就寝。


翌日朝にガイドに迎えに来てもらい、鳥見に出発。事前に大まかな行程は伝えられてあるのですが、初日の朝はどこに連れて行かれるのかよく分からないままスタートしました笑


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2時間程車に揺られ、着いたのはこんな場所。何を狙うポイントなのか分からないままとりあえず着いて行くと・・・


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アカハラヤイロチョウ/Philippine Pitta フィリピン固有種

なんか居る!まさか最初に双眼鏡で覗いた鳥がPittaになろうとは・・・


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幼鳥という事もあり全然警戒心が無い。居る場所も集落の真裏でニワトリがその辺を歩いているような場所。そもそも今回の行程の中でアカハラヤイロチョウを狙うなんてのは入ってなかったので驚きでした。


ここではもう一つ、フィリピン固有のサイホウチョウ2種を狙うとの事でそのまま同じ場所で鳥見。

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フィリピンサイホウチョウ/Philippine Tailorbird フィリピン固有種

1種目はこの鳥。Tailorbirdと聞くと勝手に簡単な鳥なイメージがありましたが7日間で見られたのはこの時だけ。後は声を数回聞いただけでした。


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ルソンサイホウチョウ/Grey-backed Tailorbird ルソン固有種

2種目はこちら。ルソン島の固有種です!

識別点は英名の通り背の灰色の面積。写真で比べると簡単に見えるんですがこれが森の中をちょこまかしているとなかなか難しい・・・ 


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チャムネヒヨドリ/Philippine Bulbul フィリピン固有種

この後も同じ場所でKingfisherやTrogonを探したのですが何も見られず、見られたのはこのヒヨドリのみ。固有種ですが数はかなり多くこれから毎日沢山見る事となりました。


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メグロヒヨドリ/Yellow-vented Bulbul

こちらはお馴染みのメグロヒヨドリ。ルソン島にはもう一種固有種のヒヨドリが居るのですがそちらは見ることが出来ず。あまり数は多くないとの事でした。


この場所では他には成果が出ず、次のポイントへ移動。到着したのは動物園でここでカワセミを狙うとの事!

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シロボシショウビン/Spotted Wood Kingfisher フィリピン固有種

なんと入っていきなりシロボシショウビンが!ルソン島のキーバードの一つで見たかった鳥。初日に狙うのは知っていましたがこんなにあっさり見られるとは!


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同じ場所でじっとしていた為堪能することが出来ました。これはめちゃめちゃ綺麗だ!
このまま雌も狙おうと辺りを探しますがそこまで上手くは行かず。雄だけでも大満足ですが雌も見たかったですね。


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コムシクイ/Arctic Warbler

今回の遠征通してかなりの数を見た鳥でした。


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チョウショウバト/Zebra Dove

こちらもお馴染み。何度見ても良い鳥です。


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アオオビカワセミ/Indigo-banded Kingfisher フィリピン固有種

こちらもルソン島では外せない鳥!なかなか見つからず諦めかけたところでようやく発見でした。しかし遠い・・・


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どうにかして近づけないかと場所を移動して撮影したのがこちら。雌ですね。枝が邪魔ですがこちらもめちゃめちゃ綺麗!


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エゾビタキ/Grey-streaked Flycatcher

お馴染みですね。2019年は秋に日本で見られなかったのにパラワンやらルソンやらで越冬個体を見るという謎な状況に・・・


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1度は飛ばれて見失ったアオオビカワセミですが再び発見!先程より条件は良かったですが一瞬で遠くへ。
ボルネオやパラワンで見たルリカワセミに似ていますね。雄はかなり綺麗なのですが今回は見られず。またリベンジに来なければ・・・


目的のカワセミ2種を見られたので移動。ここの動物園は展示している動物もかなり多く、時間があればゆっくり見てみたい場所でした。鳥類も多く、マダラチュウヒやフィリピンクマタカやフィリピンワシミミズクやパラワンサイチョウやシロクロサイチョウやアカノドカルガモやら・・・ 希少な鳥やフィリピン固有種も数多く展示されていました。


最後に訪れたのはとある都市公園。ここで狙うのはこの日一番楽しみにしていた鳥!

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クロボシジツグミ/Ashy Thrush ルソン固有種

いきなり出てきてますが実際はかなり苦戦しました。数は少なくないようでしたが暗い林床から出て来ないので何度見つけてもちら見程度。ようやくチャンスをものに出来ましたが写真はこの程度。めちゃめちゃカッコいいツグミで今回かなり楽しみにしていた種の一つだったのでこれはリベンジしたいですね。。。

普段はもっと見易い鳥なんだとか。この日は公園内の人が多くて出て来なかったんだろうと。
確かに休日の葛西臨海公園くらい人居たんですよね・・・
他にも結構色々見られる場所なようですがこの時は人の多さと時間帯の悪さも相まって他に見られたのはコウライウグイスとトラツグミ位でした。


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モリツバメ/White-breasted Woodswallow

日本人なら誰でも嬉しい鳥だと思います笑 

最後にルソンコノハズク/Luzon Scops-owlのポイントに連れて行ってもらったのですがこちらは不発。モリツバメを撮ってこの日は終了となりました。


この日は昨日と同じマニラ市内のホテルにもう1泊。こういう行程だと夜探は出来ないので早めに就寝して明日に備える事に。


〜記録〜
ササゴイ、コサギ、チョウショウバト、ドバト、シロハラアナツバメ、アオオビカワセミ、カワセミ、(ナンヨウショウビン)、シロボシショウビン、アカハラヤイロチョウ、ツバメ、メグロヒヨドリ、チャムネヒヨドリ、コウライウグイス、ハシブトガラス、クロボシジツグミ、トラツグミ、コムシクイ、フィリピンサイホウチョウルソンサイホウチョウ、エゾビタキ、フィリピンムナオビオウギヒタキ、モリツバメ、キバラタイヨウチョウ、スズメ 25種

ライファーは6種!

ルソン島のスターバードを何種も見られ満足しつつ、ターゲット以外の鳥がほとんど見られなかった事に若干の不安を覚えた初日となりました。
フィリピンは鳥の数があまり多くないと聞いたことがあったので余計にね・・・

10/23 マレーシア遠征 BUKIT TINGGI

マレーシア最終日のこの日は12時にはクアラルンプール空港に着いていなければいけないため鳥見に使えるのは日の出から3時間程。この3時間でどうしても見たい鳥が居るためまだ暗いうちに出発。
真っ暗の中そこそこ急な傾斜の坂を30分程登ってなんとか日の出前にポイントに到着。

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アカハラシキチョウ/White-rumped Shama

最初に出てきたのはこの鳥。FHでは1度しか見ませんでしたがこの日は何度も登場。


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アカコクジャク/Mountain Peacock-Pheasant

どうしても見たかったのはこの鳥!出てくると聞いた場所で待っていたら森の奥から雄が登場!しかし暗い・・・


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雄はその後すぐに引っ込んでしまい、さらに待っていると今度は雌が!


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と思いきや雛も!


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そして雄も再び!先程はあまり見えなかった尾羽の目玉模様が!


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なんとディスプレイまで!めちゃめちゃ美しい・・・ 

コクジャクにしては地味だと思ってましたがとんでもない。めちゃめちゃ綺麗でした。
パラワンコクジャクが異常なだけなのです・・・


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ディスプレイの裏側。お決まりですがしょぼいですね・・・


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コルリ/Siberian Blue Robin

10月ですがもう越冬地に着いてる個体も居るんですね。国内では全然見ないくせによく東南アジアで見てる気がする・・・

コクジャクの場所ではもう一種、アカチャシャコ/Ferruginous Partridgeも狙っていたのですがこちらは見られず。タイに引き続き2連敗です・・・


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コサメビタキ/Asian Brown Flycatcher

コクジャクポイントを出た時点で残り時間は僅か。ホテルに戻りながらロードサイドで鳥を探す事に。


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オレンジハナドリ/Orange-bellied Flowerpecker

めっちゃ綺麗な鳥。よく居るんですが未だにちゃんと撮れてないんですよね〜 


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オオコノハドリ/Greater Green Leafbird

この写真だけでは識別できるか怪しいですがだと思います。GreaterとLesserが似すぎている・・・


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ミナミカンムリワシ/Crested Serpent Eagle

お決まりのカンムリワシ。


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ルリノドハチクイ/Blue-throated Bee-eater

最後は遠くのハチクイを見てタイムリミット。アズキヒロハシの声とかも聞こえたんですが姿を見る事は出来ませんでした。


ホテルに戻りチェックアウトを済ませ、事前に手配して貰っていたタクシーに乗りクアラルンプール国際空港へ。

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1時間強で着く予定だったのが渋滞で2時間程かかってしまいヒヤヒヤしましたが無事に空港に到着。


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荷物を預けてから最後の食事を摂り、後ろ髪惹かれながら日本に向けて出発。そしてその日の20:30には羽田空港に。
このまま翌日仕事というのが信じられませんでした・・・


〜記録〜
アカコクジャク、ルリノドハチクイ、アナツバメ類、ドバト、クロハラアジサシ、シロガシラトビ、ミナミカンムリワシ、カザノワシ、ダイサギ、(アズキヒロハシ)、オオコノハドリ、ハシブトガラス、コサメビタキ、コルリ、シキチョウ、アカハラシキチョウ、ミドリカラスモドキ、インドハッカ、ツバメ、エボシヒヨドリ、キビタイヒヨドリ、オレンジハナドリ、タテジマクモカリドリ 23種

ライファーは2種。5日間で合計38種でした!!


5日間という短いマレーシア遠征でしたが意外といける!4連休程度あれば半島マレーシアは十分に楽しむ事が出来るというのが分かったのは大きな収穫でした。
働き出したら年末年始くらいしか海外には行けないのかな・・・と思っていたのですがそんな事はなさそうですね。

今は海外遠征なんて出来るようなご時世では無いですが、出来るようになった時を考えていくつもプランを練っております笑

プロフィール

しん

Author:しん
神奈川の鳥屋のブログ。
最近は海外多め。

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